前編はこちら！
前編に引き続き、ラデュレのマカロンタワーについて注文実録レポートを公開していく。後編の本記事では、気になるマカロンタワーの味や、タワー本体の中身（マカロン以外の部分はいったいどうなっているのか！）、そして賞味期限を過ぎてしまった場合の対処法について述べていく。
マカロンタワーの構造
早速だが、こちらが開封したマカロンタワーだ。合計20個のマカロンが絶妙なバランスで積み上げてられているその姿は贅の極みと言える。
上から見るとこんな感じだ。一つ一つのマカロンが頑丈に固定されている。
土台も精巧な作りである。クリームっぽく見えるものは実はクリームではない。この土台の招待は記事後半で種明かしするのでこのまま読み進めていただきたい。
食べ始める前に、思う存分写真を撮っておくことをお勧めする。
マカロンタワーを食べてみよう
それではお待ちかね、マカロンタワーを食べてみよう。もぎもぎフルーツの要領で、本体からまずは一つマカロンを剥がしてみた。
なるほど、くっついているというよりは刺さっている、という方が正解だったか。意外にも爪楊枝で固定されていた。道理で多少の衝撃では取れないわけである。
肝心の味は、やはり安定のラデュレのマカロンクオリティ。不味いはずがない。口のなかに広がる甘味と仄かなピスタチオの香りに夢見心地である。
一つ目のマカロンをペロリと食べタワーを見返すと、まだ19個もマカロンがある。そう、通常多くても一度に5個程度しか食べないマカロンを20個も食べるという贅の極みをこれから味わうわけだ。
タワーの中身は食べられる？
マカロンを全て食べきったあとに残った白いコーン。こちらがまさしくラデュレのマカロンタワーの中身である。実はタワー本体の材質はほとんど発泡スチロールでできており、土台部分の表面のみ砂糖細工となっている。中身はケーキやクリームだと想像していた方々には、夢を壊すような話となってしまい申し訳ない。だが、発泡スチロールの柔らかくも頑丈な構造があってこそ、見た目はふわふわ、だけど作りは堅牢なマカロンタワーが実現していたわけである。
再利用は可能？
ふと疑問がよぎる。このタワー本体を再利用すれば、新しく買ってきたマカロンを取り付けてマカロンタワーを再建できるのではないか？
我々で検証した限り、その答えはおそらく「YES」である。
一部砂糖細工でできたタワーの保存期間が少々悩ましいが、あくまで飾りとして割り切り、砂糖細工自体を食べないのであればいくらでも保存することができるだろう。あとはマカロンの残りかすを取り除いてスチロール部分を綺麗に保つこと、そしてアリさん軍隊が押し寄せてこないよう、部屋に防虫対策を施すことさえ心掛ければ完璧だ。
ちなみに、実際に筆者はタワー本体を早2ヶ月ほど部屋に放置しているが、今のところ異臭を放ったり、虫がはいってきたり、といったことは起きていない。今後アップデートがあった際には本記事にて追記させていただく。
ということで、ラデュレのマカロンタワーを食べきったあとはセカンドステージとして、ラデュレに限らず近場のマカロンショップ等活用しながら、ぜひ思い思いのマカロンタワー建設を楽しんでいただきたい。
賞味期限を過ぎてしまったら？
賞味期限は原則当日と言われているが、食べきれなかった場合はどうすれば良いか。
ストアの店員さんに訪ねたところ、一つの手としてなるべく早めにタワーを分解してマカロンを冷凍しておくとある程度長期間美味しく食べられるとのこと教えていただいた。そのため、基本的には写真を撮ったあと、当日十に食べきれない場合はなるべく早めにマカロンをタワーから切り離して冷凍庫で保存するようにしよう。
ちなみに、筆者自身はスケジュール上当日に食べることができず、翌日、翌々日、さらにその翌日、と大幅に賞味期限を超過しながら少しずつ頂く形となった。個人的には受け取り翌日のマカロンは売り物同様の美味しさだと感じたので、正直なところ1日くらい賞味期限を過ぎても問題ないように思える。ただ、2日を過ぎた辺りからすこしパサパサした食間になり、3日過ぎるとパサパサ度がかなり強くなっていた（それでも十分美味しいのだが）。
数日賞味期限を超過しても、それなりに美味しく食べることができ、またお腹を壊すなどといった衛生的な問題も生じなかった。とは言え、やはりラデュレが公式がお勧めする食べ方でマカロンを楽しむにこしたことはないので、可能な限り当日に食べきるようにしよう。
いかがでしたでしょうか？
さて、二部に渡りラデュレのマカロンタワーについて注文実録レポートを公開させていただいた。注文したいけどなんとなく管理が難しそうで、賞味期限も気になるマカロンタワー。だけど意外とふたを開けてみると簡単そうだと感じた方も多いのではないだろうか。
ぜひこの機会に、マカロンタワー注文にチャレンジしていただきたい。
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